現在主流になっている電気制御式の点火方式ですが、
20年くらい前まではディストリビューターという点火装置でした。
イグニッションコイルで発生させた高電圧の点火電流を各シリンダーの点火プラグに、
適切なタイミングで通電する装置です。
出力電極は回転するデスビローターの端が通過したときに
イグニッションコイルからの電流を受け取り点火プラグへ伝えます。
難しい事を書いてますが、簡単に言うと点火電流を各気筒の点火プラグに分配する装置です
5枚目の右端、6枚目写真の手前の金具の部分が黒く汚れており、
通電し辛くなっていたようです。
7枚目写真の真ん中を中心にデスビロータが回転し、
黒く汚れていた部品と外周部の斜めに切れた電極が接地して各気筒に電気をとばしています。
交換タイミングは15万キロ毎です。
リーク跡、亀裂、接点部の焼け、ササクレなどが目視されれば交換をお勧めいたします。
今回はデスビキャップ、ローター共に交換させて頂きました。