【一般整備】 ブレーキフルード漏れ ユニオンボルト交換
UPDATE: 2022.05.27
トヨタウィッシュ
平成24年式

トヨタウィッシュ ブレーキフルード漏れ ユニオンボルト交換

お客様より、「ビックリマークのランプが点く」という電話がありご来店されました。

ブレーキフルードをチェックすると確かにLOWレベルをも下回ってるところまで来ていたので、

ブレーキパッドか?とチェックしても7mm以上ある。。。どっか漏れてるなぁ。

ということでピットに入れて見てみることに。そうしたら・・・

ありました!赤く〇を囲っているところになりますが、

ブレーキホースとキャリパーピストンの接続部分に

なりますが、ジワ~っと漏れてます。

幸いなことにホース本体は亀裂もなく、

漏れということは全くなかった

のですが、基本的にはホースごとの交換がベスト。

しかし車検到来時期に車を手放すということで、

できるだけ費用はかけたくないとのことでしたので、

ユニオンボルトとガスケットのみの交換で実施しました。

念のためブレーキキャリパーのチェックも実施。

パッドを外してピストンのサビやブレーキフルードの漏れが

ないか、ピストンシールの亀裂をチェック。

柔軟度もよく漏れもなし(めくってるところ撮り忘れ(;^_^A)

キャリパーピストン部についているボルトとガスケットを交換します。

と、ここで締め付けするボルトに注目。

なんか穴あいてますよね。

このユニオンボルト(別名:バンジョーボルト)の穴にブレーキフルードが通っているということなんですが、

ねじ山が振動などでクラックが入ったりしてごくまれにここから漏れるっていうことがあるんです。

今回は予算の都合上このユニオンボルトとガスケット交換で様子をみます。

エンジン始動後ブレーキを数度踏み込み、なおかつテスト走行を実施して最終確認をし漏れがなくなりました。

余談ですが、、、実はこちらの使用者のドライバーさんですが

「(!)」マークの点灯をかなり前からご存知だったそうですが、

普通に運転でき何も変な感じになってないからと、しばらくそのまま乗っていたそうです。

ただ給油したついでにたまたま気になったから声かけてみたら、

「えらいこっちゃ~」ということです。

車の3大要素として「走る」「曲がる」「止まる」がありますが、

一番大事なことは「止まる」ことです。

「止まる」ことができなければ即事故になるので、

走行中に赤い「(!)」マークが点いたら、

緊急なのですぐに近くの自動車整備工場などへ持ち込んでください。

ブレーキユニオンボルト交換

部品代:1100円

作業工賃:4950円

車種により金額は異なります。詳細は店舗スタッフまで。。。

岩倉セルフステーション
岩倉市大市場町郷廻331
TEL 0587-66-8522
http://mitsuyu.co.jp/station/station-iwakura