アストラ 内装インパネラップペイント
欧州車などでよくみられる内装パネルのベタつきは、プロテイン塗装（たんぱく質の添加により吸放湿性を生かし、しっとりとした感触が得られる塗膜）が原因 で、日本の気候に合わないのか経年変化でベタベタしてしまいます。
そこで、このベタベタをアルコールなどで除去し、塗装してしまえばベタベタともおさらばできます！
今回はついでにプロテイン塗装していないパネルも一緒に塗装し、統一感を出しました。
ボディ同色系になるようにラップペイントとキャンディーペイントで仕上げました。
今回の車はゴールド系なのでちょっと派手ですが、お客様のご要望に合わせた色に塗装できます。
費用は色やパネルの点数にもよりますが、15,000円～60,000円ほどです。
事例のオペルアストラはパネル大小合わせて17点で3コートですので60,000円です。
お預かり期間は2～3日です。
これが劣化したプロテイン塗装で、触るとベタベタします。
配色バランスを考えてパネルを外しました。
プロテイン塗装はイソプロピルアルコールを使ってはがします。
他のパーツも下地処理をし、塗装の準備が出来ました。
下色に薄いオレンジメタリックを塗装します。
今回は小さなパーツが多いの でクシャクシャにしたラップに塗料を吹き付けてポンポンと塗料を付けていきます。
ラップペイント後、少しトーンを落とすために黒でグラデーション塗装しました。
ゴールドパール入りのクリアイエローでキャンディーペイント風に塗装し、色 に深みを出します。
