【その他】ETCの取付 パート1 配線の作り方
UPDATE: 2018.08.08

ETCの取付

満油商事㈱ 岩倉セルフステーションの西谷です。

猛暑や酷暑続くなか皆さんお元気でしょうか?

水分補給を欠かさないよう頑張ってください。

 

今回はスタッフから声があり『ETCの載せ換えってどうすれば…』とか『ETCの取付が覚えたい』と質問が出てきたので3回に分けて掲載していきます。

第一回目はETC取付の下準備として車取付前の配線の作り方を説明します。

 

 

上記画像から案内すると一番上が分離型ETCと呼ばれるアンテナ部分。

2番目がETC本体(ここにETCカードを挿入します)。

3番目の赤い配線がアクセサリー電源線つまり車の鍵をACCに合わせた時点で作動するため配線です。

 

※この赤い線はACC電源用とカーナビ、オーディオ含みほぼ決まっています。もう一本黄色線がある場合はバックアップ(常時)電源で常に12V電圧が送電されている配線に接続します。

これもほぼ黄色と決まっています。

次回パート2では配線の接続に関して説明していきます。

今回の機種には常時電源(黄色線)はありませんので赤い配線のみの取付となります。

また今回は載せ換え設定になるので配線を一部作らなければなりません。

 

 

ではここからは表題にあるよう配線の作り方を説明していきます。

 

 

左の画像にあるすべてが分岐タップと呼ばれ挟み込む配線の太さに合わせて選択します。

目的は中央に設けてある金具に電源線と分岐先の配線を噛み込ませて分配します。

中央の画像から見て赤タップの上部にはストッパーが設けてあり分配してほしい側の配線を設置します。

その際、右の画像にあるようプライヤー等で分岐タップ中央(金具)部分に力を加えて圧着します。内部で被覆が破れ配線を繋げる状態となりこれを導通といい結線されます。

 

 

もう一本の黒い配線には左画像にあるクワ型端子を使用します。

これは黒い線はアース線と一般的に呼ばれ別名グランド(GNDと表記される場合あり)

このアース線(黒線)と金色のクワ型端子を繋げるのに左から2個目の画像の工具ワイヤー

ストリッパーを使用します。

 

右から2個目の画像の鋭利部分で配線サイズを合わせ被覆を外しますが、サイズが合っていないと切れなかったり、配線ごと切れたりしてしまいますので注意していきましょう。

右端画像はギボシ、クワ型丸型端子を配線にかしめる役割部分なります。

 

 

配線の被覆を剥がしたら先述した画像の部分で配線にクワ型端子をかしめて接続していきますがクワ型端子には2ヶ所かしめ部分を設けてあります。

被覆を剥がした部分に一か所と被覆が残っている通常配線部分にもう一か所をかしめて完了です。

車への取付の前準備をしておくとスムーズな作業ができますので下準備しておきましょう。

近日中にパート2も掲載し、お伝えしていきたいと思います。

 

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