【一般整備】ジムニー整備その①”デファレンシャルオイル交換”
UPDATE: 2019.01.12
ジムニー

正月太りで3キロ太ったスパイスカーレント上名古屋店です。

年始に放ったらかしだった愛車ジムニーの整備に取り掛かりました。

H8年式 JA12W F6Aエンジンのジムニーになります。

まず今回したのが、デファレンシャルギアのオイル交換”デフオイル交換”(まんまですね)。

この装置の中にはギアがあり、エンジン同様オイルで潤滑されています。(デファレンシャルギア…エンジンから伝わってきた動力を駆動輪に伝える、またはその名の通り左右の駆動輪の回転差を吸収する装置です。)

メンテナンスノートには4万キロ際に交換するようにと推奨されていますが、前のオーナーさんがどんな頻度で交換されていたか不明ですので、Fデフ・Rデフ・トランスファオイル(トランスファ…エンジン出力をドライブシャフトを介して前後軸に分配する部品)と全部交換しちゃいます。

ジムニーは四駆なので前と後ろにデフがあります。早速やっていきます。

 

 

まずリフトアップ。

Rデフから。

順番は上のボルトを緩め外れる事を確認して、下のボルトを緩めオイルを抜きます。

いきなり、指さしたドレインボルトを外してオイル抜いちゃダメなんです。上の注入口のボルトが固着して開かない場合は上から入れれなくなります(泣)

透明できれいですね。ドレインを締め、

規定量オイルを入れ次はトランスファです。

Rデフと同じ要領です。上を外し、ドレインから抜きます。

殆ど透明できれいですね。ドレインを締め、

規定量オイルを入れ次はFデフです。

Fデフです。Rデフ・トランスファに比べ濁って汚れが出ています。

規定量オイルを注入。試走してオイル漏れが無いか点検して、終了です。

前のオーナーさんはしっかりメンテナンスしておられたようです。

 

エンジンオイルと違い交換スパンが長いため、いつ変えたかな?

そもそも変えた事あるかな?という車両事例も多々ございます。

交換を怠ると最悪走行不能に陥りますので、定期的な交換をオススメ致します。

ご不明な点は店頭スタッフにお尋ねくださいね。

 

http://mitsuyu.co.jp/station/station-kaminagoya