【一般整備】ルノーメガーヌ ウインドウレギュレータ交換
UPDATE: 2023.01.12
ルノーメガーヌ

ルノーメガーヌ ウインドウレギュレータ交換

窓が突然上がらなくなったという症状のルノーのメガーヌ。

中でカラカラ、シャリシャリ音がするなと思って「あ、切れてる。。。」と直感。

今回は右側のリヤガラスのレギュレータを交換します。

この車はメガーヌの中でもカブリオレというオープンスタイルにもなるクーペなので、

ドアそのものがありません。ということでリヤのシートを外します。

レギュレータはどこに入ってるのかというと、ボディの中にあります。

窓枠からガラスごと引き上げるようなイメージ。

雨よけやシールゴムをはがすと見えてくるレギュレータパーツ。。。

あ、やっぱりワイヤー動いてない。。。

ということで、枠から引っ張り出してどうなってるか見てみました。

白いこのパーツ、樹脂でできてるパーツですが、見事に欠けてしまってそこからワイヤーが脱落してます。

結構な重さのガラスをワイヤーで引っ張るんですが、引っ張るためのパーツが樹脂ですからね。

全体でみると完全なるアッセンブリー(一体パーツ)です。

フォルクスワーゲンの一部はリペアパーツとして、社外品であるんですが、

むしろそのほうが稀なようでして、

残念ながらこの車は社外でキットとして作ってらっしゃるところはございませんでした。

このパーツだけで、ざっと65000円です。

そして対策品になってましたが。。。

やっぱり樹脂製でした(;^_^A

ここ数年は管理費削減などでアッセンブリー交換が主流になってます。

この流れはますます加速してますね。

そしてコストダウンもあってワイヤー式を採用しているメーカーも増えてきて、

モーター直付けのロッドで上下動するレギュレーターは少なくなっていくのでしょうか。。。

ウインドウレギュレーターは比較的耐久消耗品の位置づけではありますが、

摩耗を低減させるために窓枠の中、

ちょうどガラスが通る部分を定期的に掃除するだけでもかなり違ってきます。

また定期的にすべての窓ガラスを上下してあげることで、

内部のグリスが固まらずに動いてくれるのでレギュレーターやワイヤーの負担軽減にもなります。

万が一こんなことがございましたら、ぜひご相談ください。

岩倉セルフステーション
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