「ブレーキがちょっとゴリゴリするんですよね」とのこと。。。イヤな予感。
右側のブレーキ見るとローターにサビなどで当たりが良くない感じなどを見ると、そんなに量は乗ってない感じするなと。
ただ左側見たら、見てはいけないものを見てしまった。。。
あまりにもガリガリに削れてしまってる感じのブレーキローター。
重症云々よりも、この状態はほぼブレーキ効いてない状態。これでよく事故しなかったなと。
ローターまで逝ってしまうと、周辺部分のパーツにもダメージが及ぶのと、
別に問題がある可能性もあることから、ブレーキを分解してパッキン類交換とピストンもチェック。
幸い水の混入がなかったのは幸いで、動きの渋さもない。
右前についていたブレーキパッドとローター。ローターそのものは特に異常な減り方をしているというわけでもなかったものの、ブレーキパッドは無くなる一歩手前といった状況。
左前のブレーキローター、ガリガリに削れているだけでなく、本来ないといけないはずの厚みまでなくなっている。
約3分の1が削れてしまっているといった状況。
ただでさえ車を止めるのにかなりの高熱になる部分にもかかわらず、
この薄さになってしまうと、最悪割れて大事故につながりかねない状況でした。
実際に左前についていたブレーキパッド。
本来ないといけないものがキレイさっぱり無くなってしまってます。
無くなってはいけないものなのです。
一般的にブレーキパッドの減りは、純ガソリン車で10000kmで1mmと言われてますが、
ユーザーの乗り方や車によって大きく変わります。
かといって簡単に目視でさっと見れるものでもない車種もあるため
、法定1年点検や車検前整備、夏タイヤから冬タイヤへの交換など、
タイヤを外す作業の時がチェックできるタイミングになります。
定期的な点検を実施し、安全に車を維持管理することをオススメいたします。
岩倉セルフステーション岩倉市大市場町郷廻331
TEL 0587-66-8522
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