オイルのオイル漏れがひどく入庫した「プジョー308」。
元々エンジン上部のカバーのパッキン付近からのにじみもあり、ゴムパッキンの交換をすることに。
ゴムパッキンが使われているところは、プラグホールの部分にもあり、漏れとしてはないものの、
外してしまうと再使用はできないため、すべて交換をします。
ただオイル漏れとしてはかなりの量。
とてもヘッドカバーガスケットだけのにじみ漏れだけで出てくるようオイル量ではない。
そしてプジョーの1.6Lターボのオイル漏れといえば・・・。
定番のコレです。「オイルエレメントブラケット」のパッキン割れです。
振動というよりは、熱によってパッキンが硬化して割れてしまい、オイルエレメントを通過したオイルが割れた部分から漏れてくるといった感じです。
外したものと新品と置いてみました。
外したものから、何かビロ~ンと出てますよね。
パッキンが見事に裂けてしまってます。実際触ってみましたがポッキーのようにパキパキに割れてしまいました。
ゴムの材質の問題なのか、それともエンジンのシリンダーブロック部分に直接ついてるので、ダイレクトに熱が加わるために硬化が早いのか。
このオイルエレメントブラケットのトラブルですが、BMW共同開発のEP6DT型のエンジンを使用したプジョー、ルノー、シトロエン、BMWミニなど多くの車種に採用されてるエンジンの定番案件だそう。
新品です。国内においてはメーカー管理の問題でこういったアッセンブリーでの供給になるようですが、社外パーツとしてはパッキンだけを作っているところもあるようです。ただ安全パイをとるならばアッセンブリー交換がベストです。
エンジン前方側、オイルエレメントの付いている部分からの漏れが確認できればほぼコレです。
気になる方は点検をオススメします。
岩倉セルフステーション岩倉市大市場町郷廻331
TEL 0587-66-8522
http://mitsuyu.co.jp/station/station-iwakura