ブレーキパッドのDIY交換について
UPDATE: 2024.05.24

最近はブログやSNSだけでなく、YouTubeでも現役整備士や、車好きのユーザーさんによる、

車のメンテナンスや修理整備の動画を上げていることが多く、

どういった感じで交換をしているのか、気軽に見れるようになりました。

しかし、動画アップが多くなってきたことにより、

DIY感覚で作業をされる方も多くなってきているのも事実です。

特に前輪(一部後輪も)にあるブレーキパッド交換については、

車の三大要素「走る」「曲がる」「止まる」のうち、

最も大事な要素である「止まる」にあたる部分なので、

我々整備士としてもブレーキパッドをはじめとしたブレーキに関する交換作業は、

難しい作業ではないにしても、かなり神経を使う作業でもあります。

パッドの向きであったり、作動干渉部品でもあるシムの向きも間違えないようにするために、

外した部品とを確認しながら取付したりと慎重です。

中には再利用するものもあったりするのですが、

古くかたいグリスがついたままだったりすれば制動の際に干渉音が出たり、

また新しいグリスを塗るにも、塗らなければならないところと、

塗ってはいけないところ、グリスが絶対に付着してはいけないところなど、

組付けしたりするときも結構慎重です。

ブレーキパッド交換は外す部品も少なく、整備の中ではシンプルなほうです。

ただ過去にはブレーキパッドの向きを逆にはめて異音がするという方も見えたりしました。

一方後輪ブレーキの多くはドラムブレーキを使ってますが、

こちらは外す部品点数も多く、専用工具やちょっとしたコツもあるので少々厄介です。

我々整備士でも「あれ?」ってことあったりします。

このタイプは整備工場以外触らないほうが無難です。

自身の車のメンテナンスを自身でやること自体は

法律上「所有者(使用者)が責任をもって管理する」ものなので、問題はないのですが、

YouTubeを参考にしてのDIY感覚で車の整備をすることは、あまりオススメできません。

1tを超える我々のような整備工場などにご入庫いただくことが確実です。

岩倉セルフステーション
岩倉市大市場町郷廻331
TEL 0587-66-8522
http://mitsuyu.co.jp/station/station-iwakura