「シュボッ」
海を見つめたまま、男はコートの襟を立て、醒めた表情で煙草に火を点けた。
こんな書き出しで始まる ” ハードボイルド小説 ”や
サスペンス映画がお好きなら、このZ4に一度は
乗らなければなりません。
ドアを開け、地をするようなシートに腰を下ろした瞬間、
貴方自身が、ハードボイルドの主人公。
スイッチを15秒ほど押すだけでソフトトップは全開。
ボディ先端が見えないフロントノーズに戸惑いながら、
ゆったりとアスファルトに足を踏み入れる。
そしてアクセルを注意しながら深く踏む。
その瞬間、獰猛なピューマを思い浮かばせるほどの迫力で
BMW伝統の直6エンジンが咆哮を上げます。
正直手強い車です。
ステアリングに遊びは無く、ちょっとした路面の
アンジュレーションにも過敏なほど反応します。
適当に片手で流すような運転は難しく、常に両手を
添える必要があるほど。
しかし、こんなに昂ぶる車は滅多に乗れません。
ポルシェでも、もう少しラクかなと思えるほどで
これだけ硬派な車は、おそらくロータスくらいでしょう。
コーナーを走り抜ける能力は極めて高く
公道で限界を試そうなんて絶対無理です。
ビシッとオンザレールで意のままに曲がります。
以前、弊社社長の愛用車だったZ4をPOCレンタカーに譲り受け
今回思い切って艶消しのゴールドにドレスアップしてみました。
ナトリウム灯の下に佇む姿は、まさに獲物を狙って
低く構えるピューマのよう。
ごく一部のエンスージャストに好まれる艶消しを
さらに引き立たせるため、キドニーグリルからドアミラー、
そしてエンブレム全てをカーボンシートで演出しました。
世界に一台のTHE ハードボイルド、Z4に貴方も挑戦してみませんか。
※手強い手強いとおどしましたが、オートマパワステなので、
慎重に運転すれば、どなたでもドライブは楽しんでいただけます。
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