今回は塗装編 塗料についてご紹介します。
高田寺鈑金では、環境に対する配慮や塗装作業者の体にも優しい水性塗料を使用しています。
従来は自動車メーカーも民間鈑金工場も有機溶剤を使用した塗料が主流でしたが、有害物質の少ない水性塗料への切り替えが始まっており、欧州車をはじめ国産メーカーでも生産ラインで水性塗料を採用している工場が増えています。
水性塗料は従来の塗料と塗り方が違うので水性塗料を導入しても塗り方の変化に対応できず不良在庫になっている鈑金屋さんも多いと聞きます。
私も最初は戸惑いましたが、水性塗料に替えてからもう6年になるのでメリット・デメリットをふまえてマスターしておりますのでご安心ください!
1.こちらが水性塗料の原色です。
ドイツのR-MというブランドのオニキスHDという塗料です。
いろいろな原色を混ぜ合わせ車のボディー色に合わせて調色します。
2.こちらも同じR-Mのパール原色です。
パールは一回の使用量は少ないですが、原料が高価なので画像の中だけで30万円を軽く超えています。
3.こちらは水性のベースと希釈剤です。
ベースに原色を混ぜ、希釈剤で薄めて塗装します。
4.実際に使用した塗料です。
従来の溶剤塗料と比べて粘度が高いので、口径の大きなスプレーガンが必要になります。
ちなみにこの色はダイハツのムーヴやキャストに採用されている(R67)ファイアークォーツレッドメタリックという色です。
次回も塗装編 内装補修用の塗料をご紹介したいと思います~(^∀^)ノ~~
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