「おフランス」と言えばフランスパンにフランス料理、

映画はヌーヴェルバーグに歌はシャンソンと

畳と演歌大好きな日本人からは、

敷居が高いもんだと相場が決まってます。

 

 

でも、このシトロエンC2に初めて乗ったとき、

ぴったんこの歌を見つけてしまいました。

てっきりフランス人だと思い込んで調べてみたら、

マイア・ヒラサワって日系スゥェーデン人の

シンガーソングライターなんですが震災の時、

希望の涙を誘ってくれた名曲です。

荷物を押し込むのにうってつけなのが、このリヤゲート。

こんなところも小粋なんですよね、やっぱり。
何入れますか?スケッチブック? キャンプ道具?

渋~~く御抹茶とかエスプレッソを公園で愉しむだけでも

ハッピー間違いなし♪

こんな写真みたいに、なにかしら太陽の下で遊びたい車が

シトロエンC2のかわいさです。

 

全面的に女子だけにお勧めしたいと宣言したいところなんですが、

そこはフランス車、ちゃんと男子が愉しむべき

「ひと癖」があるんですよね。

それは独特の変速システム。普通に乗る分には

普通のオートマなんですが

ステアリングに装着されたパドルシフト、

F1にも使われる指先で変速できる

あの仕組みが搭載されているんです。

 

乗り始めた時は、シフトアップ時になにか

「つんのめる感じ」がして
「やっぱ日本車の方が賢いなー」と思ってましたが、

この車の乗り方には「作法」がありました。

それはシフトアップ時に、一瞬だけアクセルを抜くんです。

そうです。マニュアル車経験のある方なら身についてる、
一速から「ブーーーン」と引っ張り、

二速に上げる瞬間「スッ」と抜くあの感覚。
これを二速~三速、三速~四速と繰り返して車速を上げていきます。

その呼吸合わせがリズミカルになると、

とてもなめらかに一体感が生まれて、ドライブがさらに楽しくなります。

フツーに乗ってもハッピー。
パドルシフトを愉しむのも味わい満点。

やっぱりフランス車は、奥深いフトコロがあるんですね。
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